NPO法人ACRO(アクロ)

理念 [Spirit]

『学道』(がくどう) あなたは何を学びますか? 自分が自分らしく光り輝くために! これからの未来、 あなたは世の中を渡り歩いていくのです。 歩いた足跡が「道」になる… さぁ、いっしょに歩きましょう! 学びの道は未来へ続く!

理事長あいさつ

「現代に必要なのは寺子屋かもしれない」
NPO法人ACROはこんな一言から始まりました。

寺子屋とは、江戸時代の庶民の教育施設です。義務教育が普及するずっと以前に、読み書きそろばん等の教育を担ったのは民間の塾でした。それでは、義務教育が十分に整備された現代において、塾や習い事でがんじがらめになる子供たちがいるのはなぜ?

私はこれまで、大田区にあるフィットネスクラブINSPA洗足池にて、5年以上キッズアクロバット体操のクラスを指導していて、これまでに、300人を超える子供たちを見てきました。
子供と言っても十人十色、年代も幼児から中学生まで様々。
ある日、「うちの子は保育園の時から体操をやっていて、もう逆立ちで歩けます。是非、バク転からお願いします。」という子がやってきました。倒立で歩くなんて非常にリスキーなことを保育園で教えているんだなぁ、と思いながらその子を指導してみると、案の定、その子の肩周りの筋肉はこわばって固着し始め、関節の可動域は制限され、正しい倒立はできない体になっていました。その子は、可動域を広げるストレッチからみっちりやり直しとなり、結果、他の子より遅れをとることになりました。なぜこんなことが起こってしまうのだろうか。
倒立というのは一つの技であり、体操の長い歴史に裏付けられた正しいやり方が確固として存在します。ブリッジもそう、バック転もそう。
長い歴史の中で先人たちが試行錯誤を重ねて、時には失敗して怪我をしたこともあったでしょう、そこから更に経験を積んで、そして生み出した正しい型を学ぶ必要があります。誤った過去の遺物をわざわざ繰り返す必要はないのです。それを意識していない指導者が、世の中に蔓延しているように思えてなりません。

倒立の話が長くなりましたが、私たちが提唱するものは、アクロ体操やカポエイラ等の伝統的スポーツの指導・育成、アート制作、食育を学ぶサロン活動等を通して実践していく「継続性」と「持続可能性」、「自己表現」です。

「継続性」とは、教わったことを習得した者の中から、やがて指導者が生まれて、途切れることなく続いていくことです。

「持続可能性」とは、習得したことが、その後の人生のさまざまな場面においてプラスに働いて役に立つことです。
例えば、ある特定の競技の能力を高めるために強いトレーニングを重ねた結果、筋肉の左右のバランスが崩れ、体に異常が出た、というようなことを私たちは「良くない」ことだと考えます。

「自己表現」とは、培ったクリエティビティを発揮することです。そのためには、基礎トレーニングで鍛えた「体」、それを生かす「技」、アイデアを生み出し、行動を起こす勇気を与えてくれる強い「心」を充実させる必要があります。

「心・技・体」の充実した逞しい人に育って欲しい。
そんな大きな夢を抱いて、NPO法人ACROは活動を開始します。

特定非営利活動法人ACRO 理事長
林 雅之

学道(がくどう)

学道とは、本来は、仏道の修行を表す言葉ですが、私たちは仏道とは何の関係もありません。NPO法人ACRO理事会は「学道」の新しい使い方を提唱しています。

「学童」とは、学校で学んでいる子供のことを表します。
「学道」とは、道を学ぶことを表現します。点ではなく、道を学ぶので、学んだその先にあるものを目指して私たちは進んでいきます。

夢を持つ、

夢を持つ

夢に向う、

夢に向う

夢に向う

また次の夢へ…

また次の夢へ

また次の夢へ

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